語り手:クラン
私たちは、怪しげなお爺さんから不気味なトカゲを受取り、
超ど田舎にお使いに行く事になりました。
さてさて、どうなりますやら…。
お墓の住所を確認するだけのはずだったのに、
何故かゴブリンさん達を蹴散らしたり、
剣を振り回す全自動骨人形に襲われたりと、マルスさんなどは
「わりにあわねェ〜〜〜ッ!」
と、お墓の中で絶叫していました。 うるさいです。
―で、まあ色々とあったワケですが、
何とかお墓に到着いたしまして、お爺さんに言われた通りにトカゲに呪文を唱えました。
…するとどうした事でしょう。
トカゲがあの依頼主のお爺さんに化けていくじゃありませんか…!
まあ、その時は気が動転しておりまして、思い至らなかったワケですが、
後で良く思い出してみたら、あんな趣味の悪い転移魔法を使うのは、
あの悪名高い"蛇の術師"ルジアを除いて他にいません。
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そして、私の悪い予感は当たらなくていいのに見事に的中しました。
邪悪な本性を暴走させ始めたルジアは村人の一人を殺し、
この地に封印された"何か"を手に入れるために私達に圧力をかけてきたのです。
私達は邪悪な魔術師ルジアの狂気を阻止するため、
…いえ、そうじゃありませんね。
私達をいい様に操っているつもりでいる勘違い老人をコケにしてやるために、
私達は私達の意思で、竜殺しの封印の謎を解く事にしたのでした。
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…身内に足を引っ張られつつも、
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徐々に核心に迫りつつある"ソリッド・ステイト・サヴァイバーズ"。
そして…
ついに性悪じいさんとの対決のとき。
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「おまえは"Jリーガー"にはなれない!」
マルスさんの無慈悲な宣告が、老い先短い老人の胸に突き刺さります。
そう、サッカー選手の寿命は、他のスポーツ選手に比べて短い。
いくら貴方が西方諸国きっての魔術師でも、その歳ではちょっと…
って、そうでなくてっ!
さっさとこの変態性悪老人を虐待するんです、ボッコボコにっ!
クラン 「ゴー・マイ・サーヴァント! ハッチャムです!」
男衆 「イエス・マイ・マスター。」
かくて、壮絶な戦いの火蓋が切って落とされました。
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リリンさんナイス!
僅か5ターン目にして、ルジアの切り札の奪取に成功。
お爺様ったら、年甲斐もなく半ベソかいて地団駄踏んでました、ウフフ♪
さあ、覚悟せいやぁ…。
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さやうなら。 そしてありがたう(何が?)
マルスさんの鋭い一撃により、お爺ちゃんはお星様になりました。
これが、"蛇使い座"の始まりです。
ウソです。
しかし、これだけ苦労して手に入れた糧が銀貨千枚…。(¥100000相当)
失われたモノを思うと、やっぱりわりに合いません。
でも、"燃えたっ!"から、まあいいか。
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